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Tricentis(トライセンティス)、「Tricentis Copilot」を発表 生成AIでアプリケーションテストのスピードと品質を加速

AIを搭載した新しいアシスタント機能は、品質保証チームと開発者が、最も複雑なアプリケーションでも、AIを活用してテストできるように支援

米国テキサス州オースチン – 2024年4月18日 – 継続的なテストソリューションと品質工学のグローバルリーダーであるTricentisは、本日、同社のAIソリューションとして、Tricentis Copilotを発表しました。Tricentis Copilotは、テスト工程全体の生産性を向上させる、生成AIを活用したソリューション群です。本日発表されたTricentis Copilotソリューション群の第一弾は、Tricentis Testim Copilotで、生成AIを活用することで、テストより迅速かつ簡単に作成できるようになります。

Testim Copilot を活用することで、テスト担当者は、ほとんどのコードを自分で記述する必要がなくなります。テストの説明をテキストで入力するだけで、Testim Copilot が生成 AI を使用して必要な Java Scriptのコードを作成したり、選択したコードの説明を提供したり、潜在的な問題を特定して修正を推奨したりします。

多くの汎用的な生成AIツールとは異なり、Testim Copilotは、ウェブやモバイルアプリケーション向けテストソリューションであるTricentis Testimと完全に統合されており、複雑なアプリケーションのテストを迅速かつ簡単に行うことを目的として構築されています。Testim Copilotは、スケーラブルなエンタープライズ向けのソリューションで、以下のような特長があります。

  • テキスト記述からコードを自動生成する生成AIを使用し、複雑なアプリケーションのテストを迅速に作成できます
  • コーディングの深い専門知識がなくても、テスト担当者がカスタムテストを簡単に作成できるようになります
  • テスト手順の説明を生成し、既存のコードの理解、文書化、再利用を容易にします
  • 問題を特定し、修正を提案することで、テストコードのデバッグにかかる時間と労力を削減します

Tricentis ToscaおよびTricentis qTest用のTricentis Copilotソリューションは、Tricentisの継続的テストリューションプラットフォーム全体にわたり、より簡単で、より迅速で、より強化されたエクスペリエンスを提供するために、近日中に発表される予定です。

大規模言語モデル(LLM)で生成AIを利用する際に、コンプライアンス、データ利用、知的財産保護に対する関心が高まる中、Testim Copilotは、責任ある利用方法、安全性、アクセシビリティに妥協することなく、生産性の向上とアプリケーションの品質向上を実現するように設計されています。

トライセンティスの最高製品戦略責任者であるMav Turnerは、次のように述べています。「既存のAIを活用したソリューションの顧客経験を分析すると、AIを活用することでテストケースの作成が20%から50%向上しています。さらに、当社のAIソリューションを利用している顧客は、これまでにテストの失敗率を16%から43%にまで下げることができています。AIを活用したテストの民主化により、深い専門知識を持っていないメンバーも、AIが生成したテストケースの作成と実行に参加できるようになります。これにより、テストの迅速な完了、エラーの減少、生産性の向上、コストの削減が実現します。」

Mav Turnerは、続けて次のように述べています。「AIは、数年前からトライセンティスの製品ポートフォリオの中心となり、Tricentis Copilotの提供開始は、その次のステップとなります。Tricentis Copilotは、AIをユーザーの手に直接渡し、テストケースや修正を自動的に提案することで、実ワークに費やす時間を増やすことで生産性を高め、新しいアプリケーションの市場投入までの時間を改善します。これは始まりに過ぎず、今後リリースされるTricentis Copilotがさらに大きなメリットをもたらすことを期待しています。」

IDC社は、企業が生成AIと自動化技術を活用することで、2026年までに1兆ドルの生産性向上がもたらされると予測しています。

IDC社のアジャイルALM及び品質&ポートフォリオ戦略のリサーチディレクターである、Melinda Ballou氏は、次のように述べています。「IDCの調査データによると、テストと自動化された品質管理は、今後12ヶ月間に生成AIの活用から期待される利益のトップ分野であり、回答者の大多数が、テストへのAIの活用を拡張、開始、または試験的に使用していることがわかりました。重点利用分野の例としては、テストの優先順位付け、エラーの根本原因の特定、テストケースの自動作成、テストケースの自己修復などがあります。トライセンティスのようなテスト自動化プロバイダーによるAIへの早期投資と、手動テストの非効率性と比較した実用的なデータは、AIの利活用、コード品質の向上、コスト削減の推進に役立ちます。」

Testim Copilot は、本日よりご利用いただけます。Tosca Copilotのベータプログラムも受付を開始しました。以下のURLよりお申込みいただけます。
https://www.tricentis.com/products/copilot/tosca-beta-signup

Tricentis Copilotの詳細、Testim Copilotを活用することで、どのようリリースのスピードと品質を向上することができるかについては、以下のURLをご参照ください。
https://www.tricentis.com/products/copilot

※当報道資料は、2024年4月18日(現地時間)に、米国テキサス州において発表されたプレスリリースの抄訳です。詳細は下記URLをご確認ください。
https://www.tricentis.com/news/announcing-tricentis-copilot

関連資料:

Tricentis(トライセンティス)について

トライセンティスは、継続的なテストソリューションとテストプラットフォームのグローバルリーダーです。トライセンティスのAIを活用したソリューションは、ソフトウェアテストをこれまでとは根本的に異なるレベルまで変革します。完全にコードレスで自動化された、AIによってインテリジェントに実行するアプローチです。アジャイル開発と複雑なエンタープライズアプリケーションの両方に対応し、ソフトウェアリリースのスピードを加速し、コストを削減し、品質を向上させることで、お客様のデジタル変革をご支援します。トライセンティスは、DevOps、クラウド、エンタープライズアプリケーション向けのソフトウェアテストを革新したことで広く評価され、Gartner社、Forrester社、IDC社を含む主要な業界アナリストからリーダーとして認められています。McKesson社、Allianz社、Telstra社、Dolby社、Vodafone社などの世界の著名なブランドを含む3,000社以上がトライセンティスのテストソリューションを活用しています。詳細については、https://www.tricentis.com/ja をご覧ください。

本件に関するお問い合わせ先
(広報代行)ホフマンジャパン株式会社 平川/太田/加瀬
E-mail : TricentisPR_JP@hoffman.com