テキサス州オースティン – 2025年6月24日 – AI対応ソフトウェア品質工学のグローバルリーダーであるTricentisは本日、同社のエージェント型AI戦略の最新の取り組みとして、エンタープライズ向けソフトウェアテストを対象とする、業界初の2つの製品を発表しました。同社は、エンタープライズテスト用のリモートモデルコンテキストプロトコル(MCP)サーバーとTricentis Agentic Test Automation、また、最新のAIワークフロー機能(ベータ版)の提供を開始します。
人的労力を最小限に抑えつつ高価値のテストタスクを実行できるよう設計されたこれらの新機能は、同社のエージェント型AI戦略における極めて重要な一歩となるものです。顧客は自社のモデルを使用する場合でもTricentisのエージェントを利用する場合でも、AIを活用したテストの構築、展開、拡張方法を極めて柔軟に選択できるようになります。
エンタープライズ対応のテストツールにアクセスできる業界初のリモートMCPサーバー:エンタープライズAI向けに、オープンかつセキュアに構築
Tricentisは、セキュアなリモートMCPサーバーを提供する初の大規模な品質エンジニアリング・プラットフォームです。これは、AIエージェントがTosca、NeoLoad、qTestといったTricentisのエンタープライズグレードのテストツールと直接対話することを可能にする「AIのためのUI」インフラストラクチャです。同社はSeaLightsのオンプレミスオプションも提供しています。
MCPにより、顧客やパートナーはTricentisと共同でソリューションを開発することも、独自のソリューションを構築することもできる柔軟性を得られます。AnthropicのAIアシスタント「Claude」を利用する場合でも、OpenAIを活用したサードパーティ製エージェントや、Cursorのようなプラットフォームを利用する場合でも対応可能です。これにより、高品質なソフトウェアの実現に不可欠なさまざまなユースケースをサポートできます。また、このオープンかつモジュール式のフレームワークにより、各組織は独自のソフトウェア品質に関するニーズに合わせて、自社の方針とペースでAI戦略を柔軟に調整できるようになります。
「Tricentisがエージェント戦略で目指す方向性に期待しています」と、Wolters Kluwerの品質エンジニアリング担当VPであるPaul DiGrazia氏は述べています。「共同開発プログラムに参加したことで、当社のテストチームはTricentisのリモートMCPサーバーに早期アクセスできるようになり、大きな進歩を遂げました。当社のエンジニアは、AIにやりたいことを説明するだけで、Tricentisのツールを使ってアイデアを検討し、より迅速に反復作業を行えるようになりました。これはツールを使うことからツールと協働することへの転換であり、Wolters Kluwerにおける品質エンジニアリングの手法を変革する一助となるでしょう。」
「TricentisのリモートMCPサーバーの立ち上げは、TTC Globalのようなパートナーが、TricentisのAIモデルを当社のAI強化型品質エンジニアリングプラットフォームにシームレスに統合できるようにする、大きなイノベーションです」と、TTC Globalの米州地域CEOであるChris Rolls氏は述べています。「この進展により、テスト設計の迅速化、さまざまなチャネルにおけるモデル精度の向上、そして自動化ワークフローの生産性の劇的な向上が実現します。その結果、よりスマートで相互に連携したテストが実現し、お客様に対して、スピード感を持ってより高い品質を提供できるようになります。」
Tricentis Agentic Test Automation:自律型エージェント
Tricentis Agentic Test Automationは、自然言語のプロンプトから完全なテストケースを生成する初のAIエージェントを採用しており、過去のテスト実行を分析して、エンタープライズ固有のコンテキストに適応します。
7月に一般提供が開始されるこのソリューションは、Tricentisが数十年にわたり培ってきたAIベースのテストに関する専門知識を活用し、組織のテスト履歴、要件、環境に基づいてインテリジェントな意思決定を行うものです。これにより、チームは戦略的な成果を上げることに集中できるようになります。
Tricentis Agentic Test Automationは、Tricentis独自のVision AIテクノロジーを活用することで、さまざまなプラットフォーム上の視覚要素を解釈できます。そのため、特定のテクノロジーに依存せず、SAP FioriやWebアプリケーションのような複雑なエンタープライズ環境にも最適です。
Tricentis Toscaと統合されており、アーリーアダプターからは、テスト作成に要する時間が最大85%短縮され、全体的な生産性が60%向上したとの報告を受けています。
新たなAIワークフロー:ペルソナを考慮し、チャット形式で操作でき、成果を重視
Tricentis AIワークフローのベータ版では、ユーザーの役割に応じた直感的なインターフェースが導入され、あらゆるスキルレベルのユーザーがAIを活用できるようになります。これらのワークフローは、エージェント間、および人間とエージェント間の円滑なコミュニケーションを可能にし、テストケースの生成、テストデータの管理、手動テストの自動化などのタスクをサポートします。Tricentisの新しいAIワークフローの詳細については、こちらからサインアップしてください。
ハイブリッドな未来に向けた柔軟なAI戦略
Tricentisのエージェント型AI戦略は、柔軟性、価値実現、責任あるイノベーションを基盤としており、エンドツーエンドかつハイブリッド対応のアプローチを通じて、AIをより幅広く活用できるようにし、ソフトウェア品質の向上を推進することを目指しています。
これらのイノベーションは、ソフトウェア品質ライフサイクルのあらゆる領域にエージェント型AIを導入するための、より広範なロードマップの第一歩となります。
「ITの世界では、あらゆる要素が最終的にハイブリッドモデルへと収束していきます」と、Tricentisの最高経営責任者(CEO)であるKevin Thompsonは述べています。「だからこそ、当社は画一的なアプローチを押し付けることはしません。MCPとTricentis Agentic Test Automationによって、お客様は、自社のAIエージェントを構築することも、当社のエージェントを利用することもでき、自社の戦略に最適な方法を柔軟に選択できます。これらのイノベーションを組み合わせることで、当社が掲げるエージェント型AIのビジョンが現実のものになり始めています。そこでは、AIは単に人間を支援するだけではなく、生産性の向上、リスクの低減、そしてテスト業務の在り方そのものの変革を推進します。」
Tricentisは2025年の下半期、最新のエージェント型・自律型AI機能に関する追加の発表を予定しています。
追加リソース
Tricentisについて
Tricentisは、継続的テストおよび品質エンジニアリングにおけるグローバルリーダーです。TricentisのAIベースの継続的テスト製品ポートフォリオは、ソフトウェアテストを実施するための、これまでとは根本的に異なる新しい方法を提供します。これは完全に自動化され、完全にコード不要で、AIによってインテリジェントに実行されるアプローチです。アジャイル開発と複雑なエンタープライズアプリケーションの両方に対応し、ソフトウェアリリースのスピードを劇的に高め、コストを削減し、ソフトウェア品質を向上させることで、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させます。DevOps、クラウド、エンタープライズアプリケーション向けのソフトウェアテストを刷新したとして広く評価されているTricentisは、Forrester、Gartner、IDCをはじめとする主要な業界アナリストからリーダー企業として認められています。Tricentisは、McKesson、Allianz、Telstra、Dolby、Vodafoneなど、世界有数のブランドを含む3,000社以上の顧客を有しています。詳細については、www.tricentis.comをご覧ください。
メディア連絡先:
Courtney Cantwell
c.cantwell@tricentis.com